芝桜に向いている場所と向かない場所
芝桜を植栽した後、「芝桜が育たない」「植えてもすぐ枯れる」など、どうしたらいいのか困っているお客様から相談があります。
原因は芝桜の苗ではないんです!芝桜が植栽されている場所や環境に原因があるんです!!
これから芝桜を植えようと考えている方!芝桜が育つための条件がそろっている場所かどうか、参考にして下さいね。
芝桜に向いている場所
芝桜は「日当たりがよく、水はけがよい場所」を好みます。
まず、日当たりがよいとは、お日様の光が1日を通して最低5時間以上当たっている場所です。欲を言えば、夕日よりも朝日が当たる場所の方がよりいいですね。
次に水はけですが、雨が降ってもスーっと染み込んでいくくらいなら大丈夫。あとは、水はけがよくても石ころが多い土は適度な水分や養分も流れてしまうので、できるだけ取り除くか、園芸用の土を補充しましょう。
このように、芝桜はあまり場所を選ばず、初心者の方でも育てやすい植物なんですよ~
しかし、こんな芝桜にも向かない場所があります?
芝桜に向かない場所
簡単に言うと、向いている場所とは逆の条件の場所です。
まずは日当たりの悪い場所です。ただ、日当たりが悪いと全く育たず枯れてしまう、というわけではありまん。
日当たりが悪くても水はけがよければ育ちますが、日当たりのよい場所に比べると生長が遅く、花付きもだいぶ少なくなってしまいます。
次に水はけが悪い場所です。水はけが悪い土とはどんな土でしょうか?
一言で言うと、粘土質の土です。水分を含んだ状態で泥団子を作り全く崩れない、とか、雨が降った後は長時間水たまりになってしまう、という土です。こんな土は植栽に向いていません。
一般的に、日当たりが悪い場所=ジメジメしているので、多湿なのは間違いないです。芝桜は多湿を嫌うので、「日当たりが悪い」+「水はけが悪い」では根腐れをおこして枯れてしまうことがあります。
もう一つ、芝桜の天敵は塩分です。海岸沿いの花壇に植えたのに育たないという話をよく耳にします。
これは、海から流れてくる潮風が影響しています。潮風に含まれる塩分によって芝桜が生長せず、最悪、枯れてしまいます。残念ながら海岸沿いにお住いの方には芝桜はオススメできません・・・。
芝桜に向かない場所 をまとめると・・・
1.日当たりの悪い場所
2.水はけの悪い場所
3.潮風の当たる場所
向いている場所か向かない場所か、植える前に確認するといいですね。
芝桜が育つ条件はそろっているのに、変色したり、枯れてしまった場合はいつでも相談ください。また、関連記事:芝桜の苗が変色、枯れているの?も参考にしてくださいね。
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